リーディング塾の先生と話していたところ、やはりリーディング力から考えると、ネイティブの子供たちと比べて語彙力が若干弱めなので、今年は語彙力アップにつながるワークを少しずつ取り入れているとのこと。例えば、類語又は反対語で確認していくと、知っている一語を起点に何倍もの単語が確認できるということで、家庭でもそんな単語学習をすすめられました。「どの子供用類語辞典がいいかな」と図書館でいくつか借りて比較してみたので、纏めたいと思います。なお、読書嫌いの2nd gradeの子(リーディング力は学年相応+α)前提になります。
ちなみに親子で類語辞典眺めるの、親の英語学習にもなかなか効果的。いつも同じ単語を使いがちなので、表現力のアップにチャレンジ中です。
確認した類語辞典(7点)
Barrons’s First Thesaurus
Simon & SchusterのThesaurus for children
DKのChildren’s Illustrated Thesaurus
UsbornneのNot-Your-Everyday Illustrated Thesaurus
Scholatic Student Thesaurus
Channcellor PressのFirst Thesaurus
McGraw-HillのChilderen's Thesaurus
テーマ別記載、絵がいっぱい
Usborne
類語辞典というよりも、どちらかというと絵事典。絵本のように親子で読むのには向きそうだけど、言葉からは引きにくいです。
全ページがテーマごとで、合うか合わないかは使い方次第です。何でも自分で読めるお子さんや、ある程度類語のニュアンスの違いを把握している親子の場合には、使いやすいかと思います。が、そこまで読書が好きではないお子さんに一人で読ませようとしている場合、又は、(例文がほぼないので)類語のニュアンスを親が説明できない場合には、適さないと思います。
黒文字がいっぱい純粋な類語辞典
Scholatic Student Thesaurus
Channcellor PressのFirst Thesaurus
McGraw-HillのChilderen's Thesaurus
子供用類語辞典とはいえ、完全に辞書的で、例文記載もほとんどなし。読書嫌いの娘にはまだまだ早すぎるかと思い却下しました。
適度に絵があり、カラフルな表記のもの
Simon & SchusterのThesaurus for children
Barrons’s First Thesaurus
DKのChildren’s Illustrated Thesaurus
中でも、起点となる単語とそこからの類語の表記が視覚的にわかりやすいもの、例文が多い以下二点をじっくり比較しました。
Simon & SchusterのThesaurus for children
Barrons’s First Thesaurus
娘が自ら手に取ったもの
結局、娘が自然に手に取ったbarron‘sのものを購入しようとしています。以下の感想は、日英ともに読書嫌い、インター現地校歴1年9ヶ月の場合です。。
載っている単語はほぼほぼ言われればわかるけど、英語で意味や用法を言わせると、自信を持って明確に理解できているかといったら、そうでもないかもという感じ。スピーキングやライティングで使い分けられているかといったら、まだまだです。この本のポイントは、語彙説明、用法などの色彩配置、例文。辞書というより読み物な気分にさせてくれます。
今のところ、次はSimonのThesaurus for childrenのつもり。もう少しページ構成が辞書的になりますが、配色のおかげで類義語がわかりやすくとっつきやすく、また各類語に例文があることがノンネイティブの生徒にとっては、しっくりくるかなと思っています。