日米中3か国4都市生活 バイリンガル日記

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補習校・塾なしという選択 ママ補習校閉校中 

娘(小学校1年、現地校2nd)は、補修校にも塾にも行っていません。これにはいくつか理由があり、

①土曜日、丸一日補習校の生活は可哀想(昔は土曜日も学校に行っていましたが。。。)

②低学年のうちは最低限は家で教えられるのではないか

③平日は時間がない分、土日はファミリーの時間をみっちり過ごし、年の離れた弟と兄弟の時間をちゃんと持たせたい

④下の子の生活リズムをキープするためにも、平日にクラスレッスンの習い事は入れにくいため、土日に色々習わせてあげたい

⑤帰国後すぐに周りに追い付かなくてもいいと思っている

⑥中学校は、英語に授業内容は重要視しているものの、偏差値にはそこまでこだわりはない

⑦これだけ転勤続き、転校続きだと、目の前の生活をなるべく持続性あるものにし、充実させることが最優先になってしまい、遠い世界になっている日本の学校生活、日本文化を学ぶのは、劣後してしまう

パッと思いつく限り、こんな理由からです。

 

とはいえ補習校にも塾にも行かせないという選択肢は、それなりに親(特に母親)への負担はあります。が、その負担感が周りに見えにくいのです。で、正直、私のここ数ヶ月の生活は、大変息が詰まるものになっていました。

 

で、ある日、母である私は、爆発したわけです。本当に自分のヘアカラーに行く余裕もなく、毎日の進め方を考えたり、教材を準備したりしているのに、母子学習中あまりに鬱陶しそうにする(番外編 家事がちゃんとされていないことを夫が時折不満げにいう)ので、「教えて欲しいならもちろん喜んで教えるし、嫌だけど必要だろうからやっておかなきゃと思っているのなら、なるべく楽しく教えてあげたいけど、そうでもないなら、補修校か塾に行くか、もしくは全く勉強せずに日本に帰った後で纏めてするか、パパと相談して。そもそもママは、補習校か塾派なの(本心)!」と。「ママは、勉強の準備をしている時間、本当は弟の相手をしてあげたいし、家事がしたいし、自分の勉強もしたいのだ」と。で、怒りに任せて💢、今までのワークやプリントは全部ゴミに捨て、ドリルや参考書はガレージに片付け(流石に捨てるのは躊躇した🤣)、壁に貼ってあった勉強ポスターも剥がしてスッキリ(本当に勉強ポスターって景観悪くなりますよね。。)。

 

これには当然夫への不満もあるわけです。そもそも、うちは、弟はまだまだ机でお勉強する年齢ではないので、土日両親が揃っている時に、中身のあることをして(一方の親が弟を見ている、理想を言えば、弟の昼寝中がベスト)、平日はある程度は自分1人でできるワークが最適なんですが、そこすらつい最近まで理解されていなかった。。。これまでの週末の過ごし方といえば、土日の弟のお昼寝タイムは、娘がパパママを独占できる時間として遊んであげていて(それはそれで偉いお父さんなんですが)。。

 

で、そんな母子のやり取りを見て、間に入った夫くんのおかげで、様子がわかったのですが、

①転校して学校の勉強が少し難しくなったので、学校がある間は現地校の勉強をしたい。

②日本の勉強はしたくないわけではない

ということらしく、この冬休み中に2年生の先取りをしようと、心機一転、パパ補習校をしています。

 

今回の一件でつくづく感じたのは、補習校に行かせないという選択は、やはり夫婦双方の同意と協力があって、初めて成り立つということ。我が家もいざ始めてみるまでわかっていなかった部分ですが、徐々に子供も反抗的になってくるので、その際、気持ちを切り替えさせるには、父母でのバトンタッチが重要だということです。

 

例えば、答えは合っているけど、スマートな回答方法じゃない場合、よりよい回答方法を教えようとしますが、子供の方は答えが合っているというだけで、素直に聞かなくなります。また、今のステップではその程度の理解度でOKでも、難易度が上がった時のためにもう一歩先を見据えた解説を聞いて欲しい時、学校や塾なら大人しく聞いているものを、親の解説を聞くとなると、なかなかおとなしくは聞きません。母親にとっては、こういう現状をシェアできる相手がいる、そして、子供にとっては、話す相手が変わって気分転換できる、その夫婦の協力体制は不可欠だなと思いました。

 

そういうわけで、現在はパパさんと一緒に2年生の先取り(算数、国語)、漢検10級の勉強をしているようです。