以前、突然の駐在にあたり、おすすめの子供用本をいくつかご紹介したのですが、お正月を経て、いくつか追加がありましたので、更新したいと思います。以前の記事も遡らなくていいように、③以降に記載しています。
①お正月を忘れないように
小学生のお子さんは、2~3年日本でお正月をしなかったとしても、忘れるということはないと思いますが、幼稚園以下で日本を離れた場合、微妙なところです。お正月関係の本は、干支、お節、お雑煮などをテーマに色々あるのですが、「現代日本でお正月というとこうやって過ごすかな?」というのがすごくよく描かれているのが、中川ひろたかさんの「あけましておめでとう」です。
②和の行事えほん
逆に、正統派に和の行事の詳細がまとめられているのが「和の行事えほん」です。こちら英語版もあるので、親御さん用に準備しておくのも、何かと子供の学校関係で日本文化を説明する際に、便利かもしれません。こちら、一か月ごとに纏められているので、わが家では、毎月、月が替わると、一度は読んでいて、親の方も「へー」と勉強になることも結構あります。
③日本で幼稚園→現地でキンダー又は1stになるお子さん
「がっこうだってどきどきしてる」がおすすめ。学校内の設備や子供の配置などが米国式なので、なんとなくイメージ出来て、しかも学校にドキドキする子も出てきて、学校も子供たちにドキドキして。娘は、キンダーの教室に入ったら、この本の英語版が置いてあって、一気に新しいお教室に心を許していました。
④日本の小学校→現地校のお子さん
「ナージャの5つのがっこう」。世界の学校の違いを面白おかしく知りながら、自分が通うことになる学校を想像して、楽しみにできるかもしれません。
⑤日本語の読み書きが未習で渡航する方
「おはなしがっこう」を音読の練習に使っていましたが、日本の学校を経験したことのない子にはとってもおすすめ。学校のお教室にあるものが題材になった短編集(すべてひらがな)です。
黒板や通知表、パソコンなんて今どきのものもあります。もちろんランドセルも。「鍵を閉め忘れて下を見ると、中身が出てきちゃうから気をつけて」なんて、すっかり忘れていました。
⑥アメリカ駐在の方
先日、2ndの娘に「世界の歴史」を使ってアメリカの歴史を説明。私自身、中学高校とアメリカの宣教師が設立した学校に通っており、世界史の授業では、毎年毎年、年度はじめに、宗教改革からアメリカの独立までの流れを学んでいたので、あれもこれも懐かしく、流石に忘れていること何一つないと言う感じでしたが、漫画に沿って説明できて、良かったです。若干くどくも感じたあの授業が、こんなところで役立つとは。
親が補足したり割愛して説明してあげれば、年齢関係なく役立つので、この本はおススメです。アメリカの場合、この一冊で済むコンパクトさも🙆♀️
以上、参考になれば幸いです。