まだ続く3月事件簿。相変わらず登場するお勉強問題。
我が家、おうち学習らしい学習をしないまま、海外生活に突入したので、未だに家庭学習の習慣があまりついていません。そこで、色々調べていたところ、「ご褒美制」の良し悪しについて、「OK」という記事を見ました。
自主学習のモチベーションは?
それによると、子供にとって、自主的な学習の原動力は何かというと
①純粋な学習意欲、探求的精神
②友達より上位になりたいという競争心
③皆もやっているからという外的要因
④ご褒美がもらえるから、褒められたいからという報酬目的
⑤やらないと怒られるからという非積極的要因
こんなところだそうです。上に行くほど、望ましいわけですが、小学校低学年の時点で、そこまでたどり着いている子は多くないそうです。
低学年のうち、④や⑤をきっかけに頑張った結果、(②や③を経過するか否かはその子次第で)最終的に、①にたどり着くことが大切とのこと。
それを読んだら、「なんだー。ご褒美制ってきっかけとしてはありなのか!」と。
娘は、お受験のお子さんも多い幼稚園だったのですが、早朝学習に、ご褒美制を導入しているご家庭もよく聞いて、何も知らない私は、「こんな小さいうちから、ご褒美で学習させていいのかしら・・・」と思っていたのですが、そうやって、学習習慣って身につくのかと。もっと早く知っておけば良かった。
ちなみに、私自身は、3・4年生の担任の先生が本当にいい方で、その先生との自主学習(好きなことを宿題として取り組んで提出する)のやり取りが楽しくて、④のきっかけを得て、そこから①にたどり着いた気がします。現地校で過ごすと、なかなか②や③の動機付けが出来ないので、家庭内で④を楽しむには、ご褒美はやむなしと整理できました。
ご褒美制を導入してみた
そこで、我が家も、グッディーバックに入れるようなおもちゃか1ドルのご褒美を導入してみました。やらないといけないことをリスト化してチェックシートを作成。取り組んだ日に日付を記入。一列揃うと、ご褒美がもらえます。
このチェックシート、何がいいかというと、モンテッソーリの学校同様、やらないといけないことの範囲内で、自分がやりたいことに取り組めるということ。疲れている日や同じようなことを学校で学習した日には、自分の気分でスキップできますし、逆に、嫌いで後回しにしがちな項目を、自分で認識することもできます。
このチェックシートを渡した後は、本人の自由に任せています。
すらら導入
そして、ご褒美制と同時に導入したのが、すらら。
こちら、無学年式のオンライン学習です。以前、スマイルゼミを使っていたことがある(以下参照)のですが、自由にスタート時点や学習項目を選べないことが難点で・・・。辞めてしまいました。その点、すららは、親の判断で、取り組む中身を指定できるので、無駄なく取り組めています。学習サポートコーチから連絡もあるので、あまり取り組めていない時など、第三者の声も娘に伝えられるので、助かっています。受験などを考えた場合、簡単すぎるという声もあると思いますが、教科書を見ただけではわからない、学習のポイントや日本の授業の進め方が見えてくるので、親も参考になることがよくあります。
english-study-family.hatenablog.com
すらら学習の様子は、また、別途纏めたいと思います!
さて、こんな感じに変化した3月でしたが、順調に5月までその体制を維持できたので、このスタイルで夏休みの学習を進めたいと思います!