日米中3か国4都市生活 バイリンガル日記

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【モンテッソーリ✖︎バイリンガル】現地校3rd秋学期を終えて

 

11月っていよいよ忙しさが本格化する季節ですよね。ハロウィン終わって、秋学期の総括、感謝祭関連の行事、学校のボランティア、そして、学校のお休み、、、去年もげっそりしたことを思い出します。さて、今回は、秋学期の総括として行われた3rdの娘のカンファレンスの様子を。

 

①mathは掛け算、割り算の筆算

面白いことに写真のようなマットを使って、筆算の意味を体感していました。上手くできているなと思います。これは304*314を計算しているところです。

色ますの外側に、横に304、縦に314を並べています。そのうえで、一番上の段に304*3、真ん中の段に304*1、下の段に304*4の結果をビーズで並べます。

 

青ますは青ます、緑ますは緑ます、赤ますは赤ますで、斜めに集めてきます。

 

集まったビーズを合計して、ビーズを入れ替えます。これで、304*314=95,456を求めていました。

 

この夏、九九を暗記したおかげで、mathが得意な子キャラになってました。あくまでも、九九は手っ取り早く、掛け算を染み込ませるための道具に過ぎず、遅かれ早かれ、皆が暗記ができると思うので、何のモチベーションも沸かない、今の学習環境で、日本の子のように「何秒で解こう!」というような練習はしていませんが、それでも十分助けになっているようです。

 

② reading

色々なジャンルが読めるようになってきたし、リーディングの楽しさを掴んできた様子とのこと。これは、本当に伴走し続けた甲斐があります。読書好きのお子さんの情報は全く参考にならず(そして、巷で出回っているのは読書好きのお子さんの情報ばかり、、、)、手探りでしたが、少し芽が出てきた感じ。読書嫌いのリーディングについても、後日纏めたいと思います。

 

ノンフィクションは、新しい概念や生活で触れない新しい単語も多く、本当は、もっと読んでもらいたいのですが、未だ、ノンフィクションは学年相応のものを読むのは難しい様子。ノンフィクションは、キンダー~1st向けに大人が読んであげるようなものを、読んでいます。

 

本人も、色々読んでいくと、読めるものが増えていく実感が沸いたようで、自分なりに興味があるものを探して学校で借りてくるようになりました。

 

read aloud

Fluencyを高めるためには、やはりread aloudが重要ですが、学年的に、もうread aloudのペアワークをやる歳ではないので、下の子や母親向けにread aloudをやるととてもいいと。read aloudの必要性は、重々承知していたのですが、なかなか家で取り組めず・・・。どちららかというと、日本語の音読の方を優先してきました。が、もう、そろそろ、さすがに日本語の音読練習に限界がきているように感じます。本人もやりたがらないし、苦にならずに出来るレベルが、幼稚すぎてモチベーションがわかない・・・。なので、先生からの個別アドバイスもあったことだし、もう英語のread aloudに切り替えようと思ったところです。

 

日本語は、日本に帰ったら、いくらでも追いつくし・・・。

 

④ spelling

3rdになって一気に難しくなったスペリング。正直、意味から調べさせる(しかも親も知らないものも😐)も結構あって、難儀しています。ネイティブキッズにとっては、家庭の会話やニュースで、一度は聞いたことのあるもので、そのスペルを覚えるという感じだそうですが、ノンネイティブ一家にとっては、意味から調べて取り組むことに・・・。正直、その負担は比べ物になりません。先生もそれはご存じで、それでも娘がしっかり頑張っているので、感心していました。

 

例えば、tortureという単語。娘の読み物に出てくるとは思えませんが、ニュースを通じて家庭の会話では出てくると(特に年上の兄弟がいる場合)。娘の場合、英英辞典で意味を引く手伝いをし、一緒に意味と読みを確認することが必要です。でも、この努力が数年後活きてくるのは確実なので、一緒に頑張ります。