日米中3か国4都市生活 バイリンガル日記

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おすすめ書籍【渡航準備、一時帰国】2024年4月更新

さて、これまで、ブログで触れてきた書籍ですが、バラバラとしていましたので、まとめてみました。

学習編

1.補習校なしで、計算を効率よく繰り返すには・・・

陰山式徹底反復シリーズ

言わずと知れた、反復シリーズ。特に、計算基礎期に日本的教育を受けていない場合、この反復練習が不足しています。陰山式の良さは、効率を重視していて、ダブリをなるべく避けています。例えば5+7を繰り返していれば、7+5は省いたり。一桁+一桁で練習させずに、どんどん桁数は増やして、ボリュームに慣らせたり。同じ問題をタイムを計って繰り返すので、子供もゲーム感覚で取り組めます。

 

考えられているので、ボリューム最小限で練習させられて、重宝しました。

 

2.補習校なしで、漢字学習

なぞらずにうまくなるひらがな、カタカナ、低学年漢字

陰山式徹底反復 漢字

子どもが漢字練習が嫌いいなる理由、その第一位が、何も生み出さない、なぞるという作業だそうで。その点、上記は、なぞる部分がない(もしくは最小限)で、繰り返すことができ、最適でした。

特に、陰山式は、熟語の展開も意識された仕組みなので、ただ、教科書に沿って、漢字練習をさせるよりも、漢字の意味や展開を意識させやすいです。これだけ聞いていると、「漢字なんだから、意味があって、そこから展開するのは当たり前じゃないか」と感じると思いますが、漢字がない世界に住む子供にとって、そこを理解させ、自ら意識させることは、大変な作業です。

 

3.漢字ハイレベル

四谷大塚のハイレベル漢字

こちらは、我が家では、学年下のものを使っています。というのも・・出てくる熟語がやっぱり難しいんです。新しく単語をインプット(使えるようにはなかなかなりませんが)しつつ、書きの復習に使用しています。というのも、学年下の漢字を復習がてら書かせようとすると、やはり、知っている単語では新鮮味がないようで、嫌がるので・・・。

 

 

 

4.学年を越えて、日本の学習の内容確認

アメリカでは、1stから理科、社会を扱っていたりしますので、その頃から、日本でどのように説明している確認したり、ものによっては、この本で説明しています。よく参考にするのは、天体、地学、植物、世界地図(地理)、国際的枠組みなどについてです。この一冊で小学校3~6年生をカバーしているのは、重宝します

 

日本文化編

1.お正月にはこれが一番

小学生のお子さんは、2~3年日本でお正月をしなかったとしても、忘れるということはないと思いますが、幼稚園以下で日本を離れた場合、微妙なところです。お正月関係の本は、干支、お節、お雑煮などをテーマに色々あるのですが、「現代日本でお正月というとこうやって過ごすかな?」というのがすごくよく描かれているのが、中川ひろたかさんの「あけましておめでとう」です。

あとは、有名な「和」の行事えほんです。月が替わると、その月の行事について読み聞かせしています。中には大人になって初めて知ったものも。また、この本、英訳版もあるので、子供の学校関連などでも、何かと便利です。今どき何でもネットで調べられますが、やはり、どこの誰が書いたかわからないネット情報よりも、書籍の方が安心感もありますしね。

 

日本で未就学→海外で就学予定

日本で未就学の子が、海外で就学予定の場合、以下の本が役に立ちます。
 
がっこうだってどきどきしてる
はじめてキンダーに行くお友達のドキドキが描かれています。園の様子が、いかにもアメリカのキンダーなので、様子がわかってとても役立ちます。また、「ドキドキ初日を迎えるのは同じ!」というのも心強いですよね。
ナージャの5つのがっこう
著者が、5か国で小学校に通った時の驚きや発見を纏めた絵本です。海外の学校の様子がよくわかりますし、国によって、色々なスタイルがあるのだなということを頭に入れて、初日が迎えられるとお子さんの心の準備になると思います。
おはなしきょうしつ
逆に、日本の学校の経験がない子に役立つのがこちら。一時帰国の体験入学や本帰国の準備にも役立ちます。黒板消しやリコーダーなど、日本の学校では当たり前のものたちが題材です。なお、こちら、音読練習にも使いやすい長さの短編集なので、さらにおすすめです。
 

米国駐在中に、小学校中学年以上になるお子さん

以下四冊は、米国駐在中に、小学校中学年以上になるであろうお子さんにおすすめ。アメリカの歴史関連の漫画です。英語が追いつくまで、こういった書籍で知識を得た上で、授業の話を聞いていると、理解の助けになります。

 

プレスクールの前後のお子さん

ここから先は、未就園~プレスクール・キンダーのお子さんにおすすめの本。学校でよく読んでもらう本で、かつ、日本語訳もあるものです。どうしておすすめかというと、おうちで読んでもらって好きなものと、同じ絵本がお教室にあるだけで、クラスや先生が好きになれるというもの。また、先生のreadingの時間の理解の助けにもなります。

 
 

本帰国や体験入学にむけて

日本で就学せずに渡航し、日本の小学校の様子がわからないお子さん向けに・・・。

 

小学校低学年向けの読み物になりますが、以下がおすすめです。おとのさまシリーズは、バカ殿のようなお話で、お殿様が侍従とともに小学校に体験入学するお話です。とっておきシリーズは他にもありますが、班ごとにワークして作品を作っていく過程が、日本の学校生活をすごくよく表しています。また、何より、いずれも先生の丁寧な話し言葉に触れる機会になるので、おすすめです。

 

「とっておき~」シリーズの村上しいこさんは、日曜日シリーズとして、色々な学校の設備が主人公となるお話を書いていらっしゃいます。このシリーズも、日本の学校の設備に慣れていない子供と話をするのに、とても最適なシリーズです。こちらは、小学校中学年くらいがちょうどいいかもしれません。

 

職員室の日曜日 他 日曜日シリーズ

 

 

また、おすすめを思い出したら、更新したいと思います!