日米中3か国4都市生活 バイリンガル日記

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【検証】現地校は本当に遅れてる?日本の勉強はどうするか?(後編)

今日は、現地校と日本の勉強の両立ついて、後編です。

(前編はこちら)

【検証】現地校は本当に遅れてる?日本の勉強はどうするか?(前編) - 10年で3か国4都市生活 ~~バイリンガルを目指す転勤族の記録~~


学習に導入したもの

補習校に通っていない娘が日本の勉強をするために何をしたらいいのか?色々トライしましたが、この11か月でわが家が導入したものは、以下の通りです。現地校での勉強も学年相応+αぐらいの進度で取り組んでいることもあり、下記の取り組みは夏休み中がメインになり、学期中は漢字と音読練習ぐらいになります。

 

①スマイルゼミ

タブレット学習で、ハードのテキストが一切ない」という条件だと、一番有名なスマイルゼミです。

smile-zemi.jp

 

とりあえず、渡航前にスマイルゼミを導入してみました。

 

しかし、上述の通り、学年が繰り上がっているため、新一年生の数ヶ月は、日本進度のスマイルゼミは全く役に立ちませんでした。一学年上で申し込もうかとも思ったのですが、算数は、一学年上がちょうどよく、国語の学習は追いつかないので、結局、学年通りで申し込みました。今は、無学年式のコアトレというものがあるのですが、途中からチャレンジできるものではないので、ひたすら退屈な問題を繰り返して先学年に進む必要があります。

 

仕方がないので、学習内容が現地校に追いつくまでは、本人に数問解かせて、日本語での出題の理解度を確認できたあとは、親が進める始末・・・・。その後、一旦休止、解約間近まできています。。もう少し学年が進んで、母子学習だけでは進まなくなったら、すらら(オンライン・タブレット教材は家庭学習のすらら)など完全無学年式の方がいいのかなと思っています。

 

②ドリル・ネット教材

学年が繰り上がっている子に、ある程度現地校と足並みを揃えて算数を学ばせようと思うと、日本の教科書の配布のタイミングがあいません(教科書配布は日本の学年基準になります)。おさがりの教科書が手に入らなかったため、「教科書ワーク」を使って、教科書に沿って進めました。が、やはり反復するには、問題が少なすぎたため、ネットの無料教材を活用させてもらいました。

二巡目の復習に、ハイレベル問題集を使っています。

 

③昔ながらに暗算カード(算数セットに入っているもの)

画面をタッチするのも嫌、書くのも嫌。そんな娘も、カードなら面白半分で繰り返してくれました。上記のプリントキッズやちびむすでも、リングを準備すれば、暗算カードになる素材がありましたので、もしおさがりが手に入らなければ、簡単に自作できます。

ちなみに、アプリ関連の計算練習は、数字が0から9まで画面に表示されていたりして、それをヒントに計算していることもあり、繰り返す時間が無意味だった気もします・・・。最近の銀行ATMの暗証番号のタッチパネルのように、数字を順不同に表示する必要があるのではないと思います。

 

公文式 ことわざカード

「年相応の日本語力ってなんぞや」海外で子育てをしていると、突き当たる問題。海外にいる以上どうすることもできない部分もあるので、とりあえず帰国したら2〜3年かけてキャッチアップしよう(主人の経験談)という前提で、現状、現地校の勉強を主軸にして、日本語学習はややのんびりしています。

とはいうものの、今簡単にできることはやっておきたいと色々模索。そんな中、親戚誰一人活用できず、たらい回しになっていた、公文の「0歳からのことわざカード」を今更発見。食卓にポケットチャートを準備して、1週間に数枚ずつ。これが意外と便利で、親も会話で使いやすいし、会話の中で自然に覚えて使うようになりました。

⑤音読練習

言語習得の上で、音読の重要性は、母国語・外国語問いません(リーディングフルーエンシーについて - Castle's blog)。日本でも、小学校低学年はひたすら音読練習だと聞いて、ネットでダウンロードした音読カードを使って記録にトライするも、本人に本選びを任せると、せいぜいノンタンレベル。。やむなく導入したのが、家にあった「おはなしきょうしつ」。黒板、上履き、給食など、日本の小学校の様子を学ぶにも、いい教材です。

 

まだまだ幼稚で、「おおきなこえで」「はっきりと」「まちがえずに」をどんな時でも◎をあげていたら、満更でもないようで、続けていました。ちなみに、おうちのサイン→ママ、せんせいのサイン→パパで、学校ごっこ気分で楽しめたようです。

 

⑥書き取りの練習

かきかたプリントメーカーというアプリが、問題を自作するのを手伝ってくれます。ドリルでの練習に入る前は、身近な単語や好きな文章で、お手製のプリントを作って、ある程度書き取りできるようになってから、上述のプリントキッズやちびむすのプリントで復習、その後、漢字は漢検ドリルで繰り返しています。

  • かきかたプリントメーカー(自分で問題が作れるため、好きな単語、身近な言葉で練習させられます)


⑦九九

九九(ハイブリット型でリズムは日本式+アメリカ式に*12まで)についても取り組んだのですが、未だ教材を悩みつつ試作中なので、また考えがまとまったら投稿します。