日米中3か国4都市生活 バイリンガル日記

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Writing進化を追う

今日は、キンダー後半~2ndはじまりまでの、娘のライティングの進化をまとめたいと思います。わが家では、「バイリンガル教育の方法」に関するブログでもまとめた通り、リーディングとライティングをどれだけ向上できたかで、本帰国後の英語力維持も変わってくると信じているため、アメリカにいる間に、なるべくリーディングとライティング力を向上させようと、試行錯誤を繰り返しています。リーディングライティングの強化は本帰国後になるであろう、下の子の時の参考にするためにも、娘のこれまでの進化をまとめたいと思います。

 

(2021年3月 kinder入学2か月後)週末の出来事を書いたとき

弟の誕生日プレゼントを探してショッピングセンターを歩いた時のことを書いたようですが、これまでライティングは習ったことがないため、時間いっぱいで「My bibi(baby) burudur(brother's) bustei (birthday) preseto(present)」と書いたようです。

なお、娘のインターでは、何人もESL担当の先生がいたこともあり、取り出しクラスによるESL授業はなく、授業科目によって先生がクラスに来る形でのサポートで、子供たちにサポートとは気づかれない形でのフォローということでした(実際、娘は、クラスにお喋りに来るおじさんと思っていました)。この頃は、ESLの先生が話を聞きだして、会話をさせることに重きが置かれていたようです。

my baby brother's birthday presentのつもり


(2021年 5月 kinder入学4か月後)"How to" writingのクラスで"How to play tag"を書いたとき

頑張って以下の構成で書いていましたが、写真の通り、言われればわかるかなぐらい。その場で聞き取って下にメモ書きしていたので今でも解読可能ですが、ほかのものはマメに書き取っておらず、今となってはわからないものになっています。ぜひ後々のためにも書きとりをおすすめします。

 

表紙:How to pulai(play) tag

page1:Tag is(ただしsの反転) gim(game) uoy(you) wau(will) run 

page2 : uoy (you) way (will) run awai(away) frnmor(from) pipo(people) (写真上)

page3 : uoy(you) wey (will) tuch(touch) pipou(people) but uoy(you) can not hit (写真下) 以下続く

You will run away from peopleのつもり

You will touch people but you can't hitのつもり

こんな調子で、毎日毎日学校でライティングを繰り返して・・・。

 

(2021年9月 1st grade) 上の4か月後(うち2か月は夏休みで何もしていないので実質2か月後)には、以下のように日記らしくなってきました。

 

One day XX invet(invited) me on har(her) Happy BursDay(birthday) Parte(party) and it was my FrsDay(first day) of Happy BarsDay(birthday) Partte (party) and we Got Lolrskit (rollerskate) and it is me(my) Frst(first) teme(time) on Lolrsket(rollerskate).

それらしくなってきたころ

 

(2021年10月ごろ 1st)その後、下のようなチェックリストを確認しながらライティングをし、読み直してEdittingすることも習います。

様々なライティングスタイルを習いだす

(2021年11月ごろ 1st)

毎日毎日ライティングの授業で書くことを続け、インター入学1年たたず、ここまで成長しました。

(上)XX is a student in XX international School and she hae littal(little) Yang(young) Brudur(brother) that is cald(called) XX. he is one yera(year) old and he is an baby he like to eat fish and he is oredy(already) in school But he hade(have) hafe(half) day (以下不明)

(下)Mathの宿題(奇数の数列について、どうやって解いたかという質問の回答) I cawt(count) 1 +2 more fingrs(fingers) and I solve the problem

文章のタイプごとに”書き方””直し方”を習った後

読んでもらったことのある文章のタイプであれば、それなりにスタイルも真似て書けるようになりました(上)。また、全くゼロの状態から説明しないといけないときも、言いたいことはわかるというレベルまで自分で文章が作れるようになっています(下)。

 

(2022年4月ごろ 1st)
アメリカの現地校に入学して3か月ごろ。ライティングの授業で日記や物語づくりをしているようです。ようやく、スペルミスも解読可能レベルになってきました。

日記や物語づくり

2022年9月(2ndなりたて)

急に授業っぽい時間も増えてきて、最近のライティング授業では、日本の国語の授業と同じく、先生が読んだお話をもとに各質問に答えるようなスタイルもあるようです。娘の聞き取りが正しいのかどうか、正解はわかりませんが・・・。

聞き取り問題


 おそらく、読み書きが始まる前後で渡航した場合には、子供によって早い遅いはあると思いますが、上記のような流れでライティングが進化するのだと思います。面白いことに英語でライティング力があがると、日本語で書く文章も上手になるのは確かです(これが言語間の転移なのでしょう)。なので、「日英同時進行」をあまり意識しすぎずに、日本語の書き取りの方はゆとりをもって取り入れています。

 

渡航タイミングによっては、周りはある程度ライティングができる状態で、ぽんとクラスに放り込まれると思います。娘のインターナショナルスクールでの指導は相当丁寧な部類だとは思いますが、学校のESLの指導でそこまでライティングをケアしてもらっていない場合、現地校にいる間にライティング力をしっかり上げたいのであれば、チューターに個別指導してもらうことも、とても有意義だと思います。上記の通り毎日続ければ、数か月で劇的に向上するようです。