日米中3か国4都市生活 バイリンガル日記

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【モンテッソーリ×英語】複式学級の良し悪し

 

我が家の子供たちは、二人ともモンテッソーリの園に通っています。今日は、下の子のクラス(primary)のお話。

 

この夏からprimaryに進級した息子君。

 

english-study-family.hatenablog.com

 

元々はトドラークラス(3歳未満児)で、一番のお兄ちゃん気分でいました。そこでは、そこまでお喋りをする子も多くなく、まだ平行遊びをしないお友達もクラスにいるので、静かな環境でした。また、先生が読んでくれる絵本も赤ちゃん用で、読み聞かせの時間も特に困ることはなかった様子です。

 

それが、この夏進級して、3~6歳が一緒のクラスになりました。キンダーさんまで一緒です。お兄ちゃんお姉ちゃんに囲まれて、一気に家と同じくチビちゃんになってしまった僕。行き渋りはありませんが、どうにも得意げではない。。娘曰く、「クラスの皆にめちゃくちゃ可愛がられているよ」というので、安心はしているのですが、僕的には微妙なところもある様子。きっとそれが成長の原動力にはなると思うのですが・・・。

 

で、問題は読み聞かせの時間です。今週は"kindenss"がテーマのようで、↓を読んでもらっていました。

Kindness is my Superpower
Each Kindness
The Giving Tree
A Friend is Someone Who...
Have you filled a bucket today?
 
確かに娘もキンダー時代に読んでもらっていましたから、このあたりの本がクラスの本になるのは理解するのですが、明らかに息子には難しすぎる・・・(息子は、1歳4か月から毎日デイケアに行っていますが、圧倒的に日本語優位です)。これがノンネイティブの子供が、複式学級に通う最大のデメリットだなぁと。
 
で、「kindenssってどんなこと?」と聞いてみたところ、「優しいことだよね?お友達に優しくするんだよね?」と。一応テーマはわかっているようです。が、詳細はついて全くわかっていないだろうなと。
 
ちょうど家に”Have you filled a bucket today?”はあったので、日本語で読んであげました。
 

 

そうです。息子は、英語の本でも、「おうちの言葉で読んで」と訳して読んでもらいたがります。。。三歳ちょっとすぎぐらい、ちょうど日本語能力が爆発した頃から、「日本語=得意、英語=苦手」というイメージがちょっとついているような気がします。

 

で、まあ、学校で、何を言っているかわからず、ぼーっと聞いているのもかわいそうなので、絵本の内容+α説明をしながら読んであげました。そうなんです。母国語で読んでもらっても、まだちょっと難しい内容なんですよね・・・。まあ解説を受けて、ちょっと理解したようで、「XXって言っちゃって、バケツじゃーーー」とか「今日は、XXが怒ったからバケツじゃーーーー」とか言っているので、やっぱり園と家の連携は重要だなと。改めて、娘のインター時代に言われた「母国語による家庭での会話で、学校生活を補助する」ことの重要性をヒシヒシ感じています。

 

娘は、キンダーでインターに入ったばかりの頃も、お話を理解できていたようで、先生による読み聞かせの時間が大好きでした。息子は、複式学級にいることで、少し大きい子の本を読んでもらうために、貴重な絵本時間が嫌いにならないように、親ができることをしてあげないとなと実感した一件でした。