日米中3か国4都市生活 バイリンガル日記

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(注意点など備忘録)ハロウィンが終わって、年末モード

はじめてのアメリカでのハロウィンが終わりました。関連の投稿も色々ありますね。この行事を通じて感じたことをいくつか纏めたいと思います。

 

 

なお、私は、いちいち「日本のハロウィンはおかしい」とか唱えるコメンテーターは嫌いなタイプの人間で、今回は、「大人の仮装パーティー的アジア式ハロウィンがいいのか、アメリカ式の子供用ハロウィンがいいのか」ということではなく、私は両者は別物としてとらえた上での感想です。決して、アジア的ハロウィンを否定する気は全くありません(ちなみに、アメリカでも、一部大人の仮装大会のような世界があるらしいですね、普通は近寄らないらしいですが・・・)。

1.子供のエンターテイメント

これは日々暮らしていて感じることですが、何代にも渡って豊かだった国というのは、老若男女問わず、それぞれに向けたエンターテイメントが徹底しているということです。「こうやってパーティーピーポーが育っていくのね」と若干否定的に感じるときもありますが、ネアカの本質、文化の発展、新しいことへのチャレンジというのは、エンターテイメントに囲まれ、探求してきた気質が大きいのかなと思います。また、経済は、人々の合理的期待によるところが大きいとする理論がありますが、アメリカが不況になっても比較的短期間で持ち直せるというのは、国の施策もありますが、その根底にある人々の心理も大きいのかな(逆に、日本がない部分ですね)と思います。

 

アメリカでのハロウィンは、近所の見ず知らずの子たちを楽しませるために、お年寄りから中学生まで総動員で、自宅を飾り、お菓子を大量に準備し、当日は、3時間近くお菓子を配り・・・。その心に感動しました。そして、お菓子をもらう過程で、知らない人にご挨拶して、少しお喋りをし、コミュニケーションを学ぶ機会でもあるのだなと感じました。

 

2. 地域によるもらい方の違い

わが家は比較的田舎&まだ寒くない地域に住んでいるため

①知らない家も外の電気がついていればピンポンしてOK

②玄関前のボックスに置いてあって、そこから子供が自分でもらっていく形式(一人一個など注意書きもあります)も

③配るご家族が、外に座って皆が来るのを待っていてくれる家庭も

 

といった感じでした。が、エリアによっては、②か③のみのところも多いようですし、そもそも「知らない人たちが混ざった状況で、歩き回るなんて」という治安感覚の方もいるようです。そのあたりは、最初の年は、周りの人たちに聞いてみましょう。

 

私の住むところでは、小さい子たちのスタートはまだまだ明るい5時半前から、小学生たちは6時過ぎの開始といった感じです。通りに出てみて、人々が外に出てきだしていたら徐々に始まる感じです。大人でも気味悪くて写真を撮りたくない(何か映りそう・・)な家もあり、小さい子は号泣するので、事前にルートの計画が必要です。

 

また、我が家は、ハロウィンやクリスマスの装飾が盛り上がり、ほかの地域からも遊びにいらっしゃる区画に住んでいるのですが、そのため我が家は家から徒歩で出かけましたが、車でいらっしゃる方は、ゲストハウスの周りか近くの公園に車を停めて、そこから徒歩で参加されているようでした。

 

3.注意事項

当然ながら、世の中には変な人がいるので、事件に巻き込まれないように、もらってきたお菓子は親が開封の形跡が残っていないか、針などの混入跡がなかを確認した上で与えます。なので、もらったバケツからポリポリ食べながら(そもそもお行儀悪いですが)帰ってくるのはNGです。

日本のハロウィンの場合、全くの第三者からお菓子をもらうケースはまだまだ少ないと思うので、アメリカで参加する前にしっかりお子さんに説明しておく必要があるとおもいます。通常、「知らない人から食べ物はもらわない」と説明していらっしゃると思うので、我が家の暴れん坊2歳半でも、問題ありませんでした。

 

4.スペシャルニーズ

以下にリンクを記載しますが、バケツのカラーによってスペシャルニーズを表しており(ティール→アレルギー・紫→てんかん・ブルー→自閉症)、それぞれのニーズに合わせた気遣いを広めていこうとのことです。

Decoding different colors on Halloween | UT Physicians

Teal: Like the colored pumpkins, if a child has a teal bucket it can mean that they are suffering from food allergies and may want non-food treats like stickers, pencils, or glow sticks.

Purple: Similar to the purple pumpkins, this color bucket can indicate the child has epilepsy.

Blue: A blue bucket may signify that a child is on the autism spectrum. These trick-or-treaters might not be able to say “Trick or treat!” or can appear “too old” to be participating. Experts urge kindness and acceptance in situations like these, as all children deserve to enjoy Halloween.

こう言う情報も、優しく教えてくれる日本の人もいるんですが、そういう口調の方ばかりではなくて・・・。日本人にきちんとしてもらいたいという心なんでしょうけれど、聞いていてちょっと残念な気持ちになります。

 

ちなみに我が家は、ハロウィン前に子供が体調を崩し、一家クタクタで、ギリギリまでハロウィンの気分にもならず、、、気分を盛り上げようと、直前の週末にクリスマスツリーを出したほどで・・・。当日バケツを買いに行ったらもうなくて、ハロウィン柄の紙袋になっちゃいました。さすがに当日は、お店はすでにクリスマス商品に変わりだしているので、ご注意を!