前回、成長期の身長の伸び方について概要をまとめました。
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さて、今日は食事のことを中心に。アメリカでスーパーに行くと、いくら買いだめとはいえ、そんな量のお肉と卵、何人で食べるの!?って感じにカゴに入れてる方をよく見かけます。それこそ卵24個入りを3パックとか。すらっとしたご家庭が山のように買う姿を何度も目撃しています。
それから、夫(大学生時代も背が伸びていた晩熟型)は学生時代にオーストラリアに2週間ぐらいバックパッカー旅行をしていたら、筋肉がすごいついたと。たった2週間でも赤身肉は体をかえると言っていました。
実際に、タンパク質を多く摂る国ほど国民の平均身長は高いという調査もあるようです。なので、今日は食事の話を中心に。
1)身体計測の重要性
前回の投稿からもわかるように、ある時突然始まる背の伸び率のテイクオフから丸2年間が、1番の背の伸ばしどき。年一回しか健康診断を受けてないでいると、成長スパークの半分を気付かず過ぎてしまうこともありえます。
なので、現地校で定期的な検診がない場合、家庭で身長を測る必要があります。我が家は賃貸で釘打ちができないこと、全ての壁に巾木があって、メジャーうまく付けられないことから、↓のようなシールになったメジャーを段ボールに貼って、赤ちゃんの時のようにその上に寝転がせて測っています。
これで四半期ごとに身長を測定。パーセンタイルが上がるタイミングを探せる準備をしています。ちなみに身長先生の成長シート、わかりやすくておすすめです。娘の場合、少し成長率が上がってきているのか、計測の誤差か、まだわからないなという感じですが、おそらく3か月後ぐらいにさらに大幅に成長率が伸びているようなことがあれば、成長スパートに向かっているのは確かなのだろうと思います。
3)アメリカ生活の恐ろしさ
大人も車生活で運動不足を実感していたものの・・・。ちょっと気を抜いていたら、子供にも黄色信号が・・・。決してもともと細い子ではない上、アメリカ生活&母の仕事の繁忙期&冬で外遊びが少なかった影響で、今年の年明け数ヶ月で、ちょっとふっくらしてしまいました。
上述の通り、女子の場合、脂肪が女性ホルモンを活性化させます。なので、今は、脂肪をこれ以上増やさず、筋肉を増やす意識をしています。女性ホルモンが出やすくなるという点では、脂肪をもう少し落とした方がいいんでしょうけれど、栄養不足による成長不良となるのを避けるため、脂肪を減らすことは、多少意識するレベル。今は、夏で、たくさん運動できることもあり、とりあえず危機感は薄まりました。が、外で遊べない冬は要注意ですね。
大人のダイエットの敵と思われている糖質ですら、足りないと背が伸びない。骨+筋肉の重さは重くなる=背が伸びるなので、成長期に十分に背を伸ばしながら、ダイエットさせるのは、専門家のケアがない限り、難しいのかなと思っています。
娘もジムナスティックをしている関係で少し引き締めたいようなので、ヘルシーな食事にこだわりだしました。確かに筋肉を増やす意識をすると、体幹がしっかりして、ジムナスティックも上達しています。ヘルシーな食事へのこだわりが出ていいところは、満遍なく食べるようになって、こちらの想定通りの栄養バランスが摂れるところですね。
4)食事の工夫
元々早寝早起き、飛び回るの大好きな子なので、改善すべきは食事のみ。特に最近意識しているのは以下の通りです。
卵は有能選手(一日一個よりも多くてOK):昔は、コレステロールの敵と言われていた卵ですが、違うそうですね。何個でもいいそうです。
メインは鮭(魚をあまり食べてくれないのです。。。)か脂の少ないお肉
夕飯にはタンパク源が入ったおかず(ツナ、卵、ローストビーフやハムが多いかな?)をメインの他に一個。
とにかく日本人は大人も子供もタンパク質が不足しているそうです。タンパク質は食べだめができないので、毎食、きちんとタンパク源を摂ることが重要だと。
糖質
なるべくパンよりご飯
朝は、パン食とご飯を交互にする(毎食ご飯は子供も嫌がって。朝おむすびは結構好評です)。
丼もの、麺類はなるべく避ける
カレーよりは、同じ具材でシチュー(ご飯が減るため)
脂質
牛乳は学校のランチで飲まない日のみ、家でも一日一回:牛乳もカルシウムという点ではいいのだと思いますが、娘は低脂肪乳が嫌いなため、脂質を考えて、控えています。
マックアンドチーズ厳禁(娘もようやく気づいてやめました)
ウインナー、ベーコンよりもハムやローストビーフ
甘いもの
おやつはペプシコー(果汁を固めたもの)がわりのフローズンベリー
ビタミン
野菜の副菜を充実させる
困った時は、グリル野菜(グリルしてほんの少し塩かけただけ)
5)思わぬ効果
夫の炭水化物抜きダイエットに付き合うために、カレーがあまり出せない時は、正直なところ若干のイライラを感じたのですが、娘のためとなれば、話は別!家事嫌いな私でも、娘の成長を思うと、食事作りが苦じゃなくなりました。