日米中3か国4都市生活 バイリンガル日記

本ブログの記事を抜粋した駐妻・駐夫応援サイト「駐在一家の暮らしの便利帳」を開設しました。サイドバーのリンクからどうぞ!

にほんブログ村 海外生活ブログ 海外駐在妻へ
にほんブログ村 子育てブログ バイリンガル育児へ

おうち補習校の取り組み (現地校2nd、日本一年生)

我が家、娘は補習校なし、塾なしです。正直私としては、誰かにお任せしたいところなのですが、本人も夫も嫌がっているので、家族の時間も大事ということで納得しています。特に、うちのように下の子が小さいと、両方にある程度年相応の過ごし方をさせようと思うと、上の子のペース中心にもしづらく。。

 

そういうわけで、色々試した「おうち補習校」のご紹介です。現地校に合わせて、日本では先学年の内容を取り入れているものもあります。

 

1、漢字(ニ年生) 1巡目

Duoという英単語本をご存知でしょうか?高校生の頃、当時はまだまだ最初の版だったのですが、とても画期的で!!一つに文章になるべく多くの英単語が登場して、覚えるべき英文を最小限にしてあるものです。それを見た時の衝撃ったら!その発想で、「かきかたプリントメーカー」で作った自作のドリルがこちらです。一つの文章で、何個二年生の漢字を使えるか、母のアイデア力が試されます。

 

お手本を出しておいて、1週間毎日一回ずつお手本を見ながら書かせます。一年生の漢字を終えた今、ある程度書き順の感覚もできてきたので、最初から自分で書き順を意識しながら書かせています。意外と書き順を間違えないので、その点、一年生の漢字を教えていた時より楽になりました。

 

1週間続けたら、最後に、お手本を見せずに書かせます。これぐらいで1巡目は覚えているので、若さって本当に羨ましい。

 

2、漢字(一年生) 2巡目

2巡目からインターネット上のドリル(ちびむすやプリントキッズなど)に入ります。最初は教科書ワークなども使っていたのですが、同じ漢字を何度も書くことを面倒くさそうするもので、繰り返し書かせるタイプの練習はやめました。

 

3、漢字(一年生)3巡目

漢検10級をやらせています。書きは問題ないのですが、読みは一年生のドリルではやらないものも出てきます。また、海外暮らしだからか、一年生はまだまだそんなものなのか、応用が効かないもので、難航しています。言葉の意味と音を考えて、知っている漢字の中で探って書くということはまだまだできません。

 

4、算数(1巡目)

現地校で学年が繰り上がっている場合、算数はあまり問題になることはありませんが、日本語での出題に慣れのため、教科書ワークを飛ばし飛ばし、確認しています。現地校授業を通じて、概念はわかっているので、全部解く必要はなさそうです。

 

5、算数(2巡目)

イクラス問題集で、少し難易度を上げて、日本語に慣れさせています。1-2年生というと、やはり日本語での出題は、地道に一つ一つやって慣れていくしかない印象です。学習言語は、おしゃべりとは違い、学習を通じて身につけるんですね。


6、算数(現地校先取り)

現地校では、掛け算と割り算が始まっています(同時進行)。そこで、家では先取りで、日本の九九も教えています。やはり、完全に染み付くまでの間、九九ってスピードアップにも効きますし。

 

ただ、娘の場合、例えば、「にしがはち」の音は覚えられても、「4=し」の言い方を知りません(これは、日本に暮らしていれば、自然に二年生までに身についている知識なのかなぁ)。なので、九九の音がわかっても数字に結びつかない。。

 

九九表ではひらがなが小さすぎるため、こんなのを作りました。この先は、水道式に面積図のカードにしていく予定です。

 

実はこれ、アメリカと掛け算が反対なんですね。2個ずつ4皿なら、アメリカ式だと4*2だと。で、どちら式を教えるか悩んだんですが、親が家庭の会話の中でアメリカ式に切り替えられないんです。例えば、5個ずつ入った箱が2箱なら、咄嗟に会話で出てきちゃうのは「5かける2は?」なんです。なので、アメリカ式は無視して日本式を先に教えこんでいます。

 

日本式アメリカ式、同時に学ぶことになると、不安も感じますが、日本式がしっかり身についた後、アメリカ式を聞いた場合、「アメリカでは逆なのか」と別物としてすんなり頭に入るかと思いまして。

 

7、理科(先取り)

1stから理科社会があるため、理社はどうしても現地校が先行してしまいます。社会は、まだアメリカに関するもの(人物、歴史、地形、名所など)が多いので、現地の読み物でカバーしていますが、理科に関しては、母国語でのフォローというと、子ども大百科やかこさとしさんの本でカバーしています(もちろん割愛して説明しています)。

 

最近は、水の変化を習ってきて、日本の小学校でどの程度教えているかわからず、こちらにもお世話になりだしました。テーマ別に、学年の区別なく纏められているので便利です。

 

とざっと、こんな感じです。漢字(10級読み、書き、二年生新規学習)とハイクラス算数は毎日一枚ずつコツコツやっていますが、それ以外はやったりやらなかったりで、長期休暇中心です。

 

一から全て自分で考えて子供の学習を見ていると、本当に手間がかかって。どなたかの参考になれば幸いです。