以前、娘のリーディングの進化を纏めましたが、今回は、リーダーズシリーズからチャプターブックへの移行の様子です。
Reading進化を追う - 10年で3か国4都市生活 ~~バイリンガルを目指す転勤族の記録~~
周りのお子さんの様子を見た上での個人的意見ですが、(言語関係なく)本質的に読書好きのお子さんは、英語のリーディングについても、ほっておいても自然にチャプターブックへ移行していくと思います。しかし、読書が好きではない、又は、読書の楽しさにまだ気づいていない子供の場合、どこまでいっても読み聞かせを好み、自力読みへの移行が難しいと感じています。
以前の学校では、毎日20分のリーディングの宿題(読むものは自由)が出ており、今の学校は、特に宿題という形ではありませんが、毎週一冊チャプターブックを持ち帰ってきます。形は違えど、リーディングの重要性が繰り返し言われるのは、どこの学校も同じです。
新しい学校に移って、先生からチャプターブックにチャレンジするように言われ続けていたので、娘は、1stの頃に先生が読んでくれて大好きだった「Magic Tree House」シリーズを選んで持って帰ってきていました。本人としては、ストーリーは全部聞いたことがあるから読めると思ったようなのですが、読み終えずに返却日が来ることが続き・・・。見かねて、チャプターブックはまだ難しいから、もう少し簡単なものにしてもいいか、先生に相談させました。が、先生は、「もう読めるはずだから、チャプターブックにチャレンジした方がいい」と、本選びを手伝ってくれたそうで、今回は、「My wired school special」を借りてきました。そして、このシリーズは自分で目標を決めて、一日2チャプター読むと頑張っています。
ちなみに、難易度を確認してみたのですが、My wired school specialの方が難しそう(少なくとも、長い・・・)なんですよね。
My wired school special : Lexile measure 560L
Magic Tree House : Lexile measure 510L
Lexile指数に関しては、必ずしも読みやすさを表していないという声も聞くので、YL指数も調べてみました。YL指数とは、SSS式英語多読研究会が公表している洋書の読みやすさを表す指数で、数字が少ないほど読みやすいことを表します。豊田市中央図書館HPにとてもいい情報が載っていて、蔵書のYL指数が検索できます。これでいくと、My wired schoolシリーズは、YL指数3前後。Magic Tree Houseは、2.5なんですね。まあ、誤差の範囲といえば、誤差の範囲ですが・・・。
なので、やはり、子供が読めるかどうか、読む気になるかどうかは、難しさ以上に内容が重要なのかと改めて再認識したところです。もし、あれだけどの子も大好きというMagic Tree Houseをなかなか読んでくれなくてお困りでしたら、My wired schoolシリーズ、トライしてみてください。我が家は、もはや、数うちゃ当たる戦法です。