娘のスペリングテストが再開されました。きちんと事前に確認して、準備をしているので、我が子ながら「えらいなぁ」と。
テストの日に、帰ってきたら、「満点だったよ。同じグループでXXちゃんと自分だけが満点だったよ。」というので、「あら、XXちゃんって、二年生でしょ?三年生と一緒に単語テストやってるなんて、すごいね」って言ってしまったんです。
娘の学校は複学年式。1年~3年生が同じクラスにいます。去年までは、娘は二年生同士で単語テストをしていたのですが、どうやら、今年度は、2年生も一緒にやっている様子。で、ついさっきの言葉が出てしまいました。
すると、娘がぼそっと、「私が多分下のクラスなんだと思う。同じ三年生のXXちゃんたちは、別だから」と。慌てて、「家では日本語だから、英語の勉強は大変だよね!」とフォローしたのですが、迂闊でした。といっても、娘が持って帰ってくる単語リストは、決して簡単なものではなく、ちょっと調べると、英検二級以上の単語と区分されていたりします。出来る二年生&苦手な三年生レベルの単語というと、すでにそんな感じなんですね。
これが、バイリンガル教育の方法で触れられている「ネイティブの子供という、動的目標を追いかけ続ける苦労」さらに「加速度的に成長していくネイティブ生徒を追いかける」ということなんだろうなと。
娘にとっては、今年のスペリングテストは、すでに知っている単語のスペルを確認する作業ではなく、「何となく知っていた単語」「全く聞いたことなかった単語」の意味を確認してスペリングを覚える作業になっています。
前々から、学校・塾の先生、チューターに「休みに何の勉強をしたらいいか」聞くと、「何にも心配いらないけど、強いて言うなら、やっぱり語彙力の強化」と言われ続けてきました。どうしても、ノンネイティブの子供の苦労はそこになると。そろそろ、本腰を入れて、二人三脚してあげないと可哀そうかな(そして、本人も助けを受け入れている)となってきました。
慌てて買ったのがthesaurus。以前図書館で買った中古辞書と二冊体制で、スペリングテストに向き合っています。これは、類語も一緒に目を通した方がいいと思う単語に、親がチェックを入れ、テストの単語と調べた類語のノートを作らせ始めました。娘も少々危機感があるようで、少しずつ取り組んでいます。
これまで、「本を好き好んで読まない」「幼稚な本ばかり借りてくる」「ノンフィクションの本を借りない(インター時代には、兎に角ノンフィクションの本を沢山読み聞かせて、知識の幅を広げていくことが、大事と言われていました)」と気にしていましたが、つくづく、単語量によるところも大きかったのだろうと気づかされました。
日本を離れてほぼ2年。この2年間で英語優位になることなく、意外と日本語も年相応に進化しています。一方で、その分、英語は亀🐢の歩みなのかもしれません。二人三脚頑張ろう💪