さて、前回の更新から二週間も空きました。沈み込み、そこから這い出るのに必死な二週間を過ごしていました。
さて、今回なぜ沈み切ったかというと・・・。色々なことが重なって、以下に気づいたんですね。
①娘の英語力は、スピーキングに関してはまだまだで、喧嘩や言い合いになれば、「ばーーー」と主張する子に全部持っていかれる(たとえ、その子が嘘を言っていたとしても)
②娘が先生に対し年相応に丁寧に話せないからか、「don't argue with teachers」と言われることで、徐々に、先生に何を言って良くて、何はダメなのかわからなくなってしまっている
③娘の英語は、十分追いついていると先生は言うけれど、娘自身は、色々なことを経験して、「まあいいや」と諦めてそれ以上言おうとしない場面も増えてきていて、母国語と日本語との差が明らかに存在している中、先生たちはそれに気づいていない。ある意味、言えない状態が娘のポテンシャルと思われている可能性がある
こんなことに気づいたからです。
で、正直これまで、息子の登園拒否対応が大変で、娘の方は日々楽しく学校に行ってくれて有難いと思って気づくのが遅くなってしまった感じもあり・・・。
english-study-family.hatenablog.com
申し訳ないと感じるもので、余計に落ち込んでいました。
とりあえず、先生との連絡の中で、最後に、「娘は家では100%日本語なので、英語表現について大人から正してもらう機会がほぼなく、先生との対話の中で、年相応でないと感じることがあれば、より良い表現が出来るように導いていただきたい」的なお願いをしておきました。
正直、アメリカの先生は、家庭の言語が継承語に追いやられてしまったバイリンガルの生徒を多く見ていることもあり、どちらかというと、英語と家庭の言語だと、英語の方が得意と思ってみている節があるのかなと感じます。あくまでも日本語が母国語で、英語は外国語として学んでいる状態であることを改めて伝えました。
そして何より、雑な先生の対応を見たとしても、こちらが心折れないでいなきゃなと。最近でこそ or この中規模都市では「next!!!!」というカスタマーサービス見ないですけど、ついこの間まで、アメリカのどこ行っても、カスタマーサービスといえば、機嫌が悪いのをお客にぶつけるかのようなサービスも当たり前であった国。先生だって、そういう土壌で育ったんだから、面倒くさいものは、適当にちゃちゃっと片付けようとすることだってありうるよなと。
こんなことを経験して、また一つ大きくなった母です。実際、この数週間、最初の数日は、食欲を失い、残りは過食に走り、たいして美味しくないものをパクパク食べて、大きくなったのでした。
写真は、どん底に落ちた事件の日、眺めた夕日。この夕日に、少し、助けられた母子でした。