日米中3か国4都市生活 バイリンガル日記

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発音記号不要論を考える スライドメソッドを学習する立場から

姪っ子に発音記号を教えていることから、「発音記号不要論」をチラチラ見ています。

https://english-study-family.hatenablog.com/entry/2024/02/14/035058

もちろん、私の信条は、「一個一個の発音記号を、正しい発音(スライドメソッド)で」です。不要論を見ながら気になったことをいくつか。。

 

不要論で気になったこと

①不要論を唱える先生の音声が、めちゃくちゃカタカナ英語を加工した音に聞こえる(カタカナとはいえ、英語風に研究されているから、ネイティブも聞いてわかるとは思いますが)。。。

 

②その先生は、発音記号を使わない代わりに、一生懸命カタカナを駆使して英語の音を表しているものの、そのルールを覚えるなら、発音記号を覚えても同じじゃないか?と思う

 

③新出単語をどうやって学ぶのか?先生オリジナルの発音カタカナ表記で、辞書の発音記号を書き直すのか?音声辞書をカタカナ表記で書き直すのか?新出単語を覚える際に、いちいちカタカナ表記で発音を表し直すのが面倒じゃないか?

 

④カタカナの潜在的な音のイメージに、どうしても引きずられる(失礼ながら、その結果が、先生の発音じゃないか?)

 

⑤「ネイティブは発音記号を知らない」という理論も。当たり前です。彼らは、文字の前に音がありきで、身についた音に、文字をはめていっている順序。根本的にノンネイティブの言語習得課程と違います。

 

子供用の辞書を見てもわかるように、新出の単語は、既出の単語やフォニックスを利用して、音の表記をしていて、発音記号は扱いません。だって、小さな子が、文字を書き始め、ようやく苦労してスペルを覚えるんですからね。その上、発音記号まで覚えられません。

 

(大人用の辞書には発音記号は載っています。ネイティブは真剣に見ていないでしょうけれど。)

 

⑥「音声教材がある時代なのだから、繰り返し聞いて真似していけば、自然とネイティブ発音を身につけられる」という主張

本当に幼い頃から英語学習を始めていた人は、ネイティブキッズの発音習得課程と同様、確かに音声教材を忠実に真似することも可能かもしれません。その場合、発音記号を知らなくても、新しい単語を聞いて、そのまま正しい発音で再現ができるかもしれない。

 

でも、それは英語スタートの年齢が、小学校低学年か、未就学か、かなり低年齢でないと無理では?実際、海外子女でも、海外生まれか、小学校高学年での渡航か、渡航時の年齢で発音は全然違います。その上で、相当量の英語を耳にしていないと、そんな耳は育たないので、日本で育つ子供にとっては、誰もにあてはまる話ではなかと。時間の制約を考えると、英語の発音のために、他のものに割くべき時間が犠牲になることだってあり得ます。

 

⑦そもそもネイティヴは、発音記号通りに喋っていない。

 

発音記号、一個一個を丁寧に学べば、自然と起こる脱落やリンキングを、当然の如く再現できるようになりますし、なぜスペリングと全く異なる音が聞こえるような気がするのか、わかるようになります。理屈抜きにネイティブが作り出している音を、発音記号という理屈を持って理解して、同様に再現していけるのです。

 

どこまで発音にこだわるべき?

結局、これって、「どこまで発音の綺麗さを求めるのか?」によって、各人の答えは違うのだろうなと。通じる程度なら、多少日本人訛りが強くても良いのか?それとも、聞く相手にストレスをかけたくないので、日本人訛りは絶対に嫌なのか。

 

よく「英語の発音が悪くても、中身があれば、相手は聞く」って豪語する日本人おじさんがいますが、それって、超超ごく一部のタレントを持った人の話で、大抵は、話し手の中身というより、聞き手側が、何らかの利害関係を感じているか、国際的視野を持った人か、過去にノンネイティブとの関係で思い出深い経験がある人など、やっぱり対象は狭まると思うんですよね。誰もが、好き好んで、会話をしてくれるわけではありません。

 

英語には色々な訛りがあるので日本人訛りがダメというわけではありません。が、インド人訛りに苦労して、なかなか仲良くなれないように、壁を作ってしまうのも事実。

 

最初の努力で、日本人訛りが極力避けられるのであれば、プラスでちょっと努力をしてみても良いのではないか?と感じました。

 

 

娘 4年目の英語力【英語の丁寧さと年齢相応問題そして、カスタマーサービスから考える・・・】

さて、前回の更新から二週間も空きました。沈み込み、そこから這い出るのに必死な二週間を過ごしていました。

 

さて、今回なぜ沈み切ったかというと・・・。色々なことが重なって、以下に気づいたんですね。

 

①娘の英語力は、スピーキングに関してはまだまだで、喧嘩や言い合いになれば、「ばーーー」と主張する子に全部持っていかれる(たとえ、その子が嘘を言っていたとしても)

②娘が先生に対し年相応に丁寧に話せないからか、「don't argue with teachers」と言われることで、徐々に、先生に何を言って良くて、何はダメなのかわからなくなってしまっている

③娘の英語は、十分追いついていると先生は言うけれど、娘自身は、色々なことを経験して、「まあいいや」と諦めてそれ以上言おうとしない場面も増えてきていて、母国語と日本語との差が明らかに存在している中、先生たちはそれに気づいていない。ある意味、言えない状態が娘のポテンシャルと思われている可能性がある

こんなことに気づいたからです。

 

で、正直これまで、息子の登園拒否対応が大変で、娘の方は日々楽しく学校に行ってくれて有難いと思って気づくのが遅くなってしまった感じもあり・・・。

 

english-study-family.hatenablog.com

 

申し訳ないと感じるもので、余計に落ち込んでいました。

とりあえず、先生との連絡の中で、最後に、「娘は家では100%日本語なので、英語表現について大人から正してもらう機会がほぼなく、先生との対話の中で、年相応でないと感じることがあれば、より良い表現が出来るように導いていただきたい」的なお願いをしておきました。

 

正直、アメリカの先生は、家庭の言語が継承語に追いやられてしまったバイリンガルの生徒を多く見ていることもあり、どちらかというと、英語と家庭の言語だと、英語の方が得意と思ってみている節があるのかなと感じます。あくまでも日本語が母国語で、英語は外国語として学んでいる状態であることを改めて伝えました。

 

そして何より、雑な先生の対応を見たとしても、こちらが心折れないでいなきゃなと。最近でこそ or この中規模都市では「next!!!!」というカスタマーサービス見ないですけど、ついこの間まで、アメリカのどこ行っても、カスタマーサービスといえば、機嫌が悪いのをお客にぶつけるかのようなサービスも当たり前であった国。先生だって、そういう土壌で育ったんだから、面倒くさいものは、適当にちゃちゃっと片付けようとすることだってありうるよなと。

 

こんなことを経験して、また一つ大きくなった母です。実際、この数週間、最初の数日は、食欲を失い、残りは過食に走り、たいして美味しくないものをパクパク食べて、大きくなったのでした。

 

写真は、どん底に落ちた事件の日、眺めた夕日。この夕日に、少し、助けられた母子でした。

 

 

 

 

 

やっぱり重要だよね、発音記号【姪っ子へオンラインレッスン開催】

姪っ子が4月から中学生になるのにあたり、2~3月の暇な間に、ちょっと英語をやっておこうということで、オンラインレッスンの準備をしています。目的は、「遊んで楽しい英語から、学んで楽しい英語へ」のtransitionのお手伝い。少しでも新しい知識が少なく新しい生活がはじめられるように、そして、学校で手薄そうなところをメインにということで、発音記号を纏めています。

 

やっぱり発音記号は大事だよね

日本語のように、日本語を学ぶ人の大半が、家庭でも日本語を話していれば、又は、ルール通りの表記の言語の場合、発音もアクセントも何も記号はいらないですが、そうでない場合、発音記号という便利なものがあったりします。例えば、中国語(中国は地方によって言語が異なるので、方言の地域の子供たちは、標準語は後から学びます)。記号通りに、発音と音の上がり下がりを表せなければ、全く通じず、この記号の習得は、中国語学習において、避けられません。

 

英語にも発音記号という便利なものがあるのに!!!なのに、日本の英語教育は、最初から、「repeat after me」でただただ先生を真似て覚えるという。

 

理論で学ぶに適した年齢はある

10歳前後から、数年間、非英語圏で英語ネイティブから英語を学んだ夫と、12歳から中学校で英語を学び始め、ちゃんと発音の理論を教わった私では、私の方が発音がいいです。中国語を学んだ時にもその差はでました。

 

以前、娘に、どうやって発音を学ぶのか聞いてみたところ、先生が言っている音を真似て、自分でも言ってみて、ちょっと違うなと思ったら、色々試してみて、同じになるようにすると言っていました。これは、私の勝手な持論ですが、耳で聴き分けて、先生が言っている音を真似て、正しい音の出し方を得とくするということ、5歳にはできても、10歳前後では、すでに難しいのではないか?と思っています。

 

で、姪っ子の場合、小さいころから、英語に触れてはいるので、カタカナ発音ではないですし、英語のリズムもわかっていますが、そろそろ理論で発音を学ぶにもいい年齢だと思うので、発音記号のレッスンを始めています。

 

正しい発音を知っていることと、きちんと読めることがスタート

英語の学習において、一番大事なスタートは「読める」ことだと思っています。ただ、

  • 正しい発音を知っていること
  • そうすれば、読めるものは、聞ける(正しい音でわかっているから)。
  • 読めるものは、(真似して)書ける
  • そして、書けるものは、正しい発音で話せれば、通じる

というサイクルが始まるはずで、今までの日本人が、そうならなかった3つの原因が

  • 正しい発音を習っていない
  • 外国人が英語文法を学ぶように書き下ろされた英文しか読んでいないので、知っている単語が偏っている
  • 和訳ばかりしていて、圧倒的に、リーディング不足

この三点だと思っています。

 

スペリングテスト

中学生から始まるスペリングテスト。こちらも先取りして、毎週20~30個ずつ、入学までに300個ぐらいは見ておいてあげるといいかなと思っています。

 

 

【ibotta】重い腰を上げて節約開始

さて、いい加減ちょっとは節約を考えようと、ようやく始めたibotta。予め気になった割引商品をチェックしておいて、購入したレシートをアップロードすると、キャッシュバックがもらえるやつです。

 

節約アカウントのカリスマをフォローしているんですが、頑張って活動していらっしゃるので、ちょっとやってみようかと。

 

ちなみにRakutenは初回のキャッシュバックをもらって以来使わなくなりました。やっぱ、1%、2%って、100ドル買って、1~2ドルオフって・・・。たまに家電の大物を買う時だけ、今でも覗いたりしますが、実際にそれで買ったことはないです。

 

なぜibottaを使ってみようかと思ったかというと、自分が買おうとしている商品のクーポンがあるなら使いたい、単純にそれだけです。ちなみに、クーポンは、メーカーが出しているそうなので、クーポンの分、定価をあらかじめ上げられたりしていないらしいです。

 

Ibottaを使ってみた感想。。。

・対象商品を棚から探すのが大変

・ちゃんとexclude/商品を見ないといけない(そして結構exclude商品がいっぱいある)

・子連れで商品探して、バーコード確認してなんて買い物はしていられない。ので、基本、自分一人でクーポン活動をかねて買い物へ行かないといけない。

・本気でやり出したら、往復➕買い物で1時間かかるお店だったら、軽く二時間近くかかる。

・その上、その場でクーポンが利用できるか商品をスキャンして確認するも、システムがうまく稼働しないことが多い・・・ので、実際にレシートをアップロードするまで心配。


と、まさに時給換算したら、やる価値あるか!?と考えちゃうレベルに、結構大変です。

 

初回キャッシュバックを無事ゲット

でも、頑張りました。高額キャッシュバックのに焦点定めて、まとめ買いで130ドルの買い物で、30ドルバック。高額キャッシュバックというと、洗剤、ペーパー、パーソナルケア、化粧品あたりになります。実は低額クーポンの方が還元率は高かったりします。でも、一個一個探すのが本当に難儀なんです。

 

そして、無事、キャッシュバックも受け取りました!!

 

【注意点】

アカウント開設からキャッシュバックまで、待機期間があります。案内では7日ってなていますが、問い合わせたところ、セキュリティを強化しており、もう少しかかるそう。私も9日かかりました。

 

二度目の利用でルーティン化 私の利用の仕方

私は普段は、自宅近くの小さめのTom Thombを使っているんですね。でも、やはり小さめのスーパーだと、クーポン対応の商品も少なめ。なので、あまり熱心にibottaを使っていません。事前に、今日買う予定の物(又は代替品)のクーポンがないかだけ、ちらっと見て終わり。

 

一方で、Walmartに用事があるときだけ、大々的にクーポンを検索して、クーポン対応商品で買い置き可能なものを買っています。今日は125ドルで14ドルのキャッシュバックを得て帰ってきました(クーポン関係ない必要なものも買っています)。

 

おそらくTargetで利用すれば、Targetのクーポンと合わせて、お得に買い物できると思います。Targetは少し遠いので、わざわざクーポン活動のためには行っていませんが、今度、Targetに用事がある時に工夫して試してみます。

 

誰におすすめ?

一番のおすすめは、やはり、「これは、仕事みたいなものだ!」と思って、取り組みたい人。「達人のように、ほぼタダor利益まで得たい!!」場合には、もちろんインスタの達人アカウントをフォローしましょう。

 

【達人の技】

Ibbotaと同じようなアプリでshopmiumというものがあります。この2つのアプリで、同じ商品が対象になっていることがあり、両方登録すると、ほぼタダまたは利益が出るようなこともあるそうです。達人アカウントをフォローしていると、そういう案内があります。

 

向かない人は、とにかく忙しい人。今の生活の時点で、全く自分のゆったりできる時間がない人。いっても、たかだか、月に1~2回のランチ代ぐらいなものです。ibottaのために、さらに忙しくする必要はない・・・気がする。

 

まあ、やらないよりは、やる方が・・・っていのは、やっぱり、まあ、ぼーっとゆっくりする時間がないわけではない、自分一人で買い物に行く時間がないわけではない人。3~4ドルクーポンの商品だけに焦点絞って買うのはありかもしれません。

 

お試ししたい方↓にリファーラルコード貼っておきますね。$5もらえるみたいです。

 

https://ibotta.onelink.me/iUfE/8cc13c64?friend_code=zyywbgn

 



 

母の英語勉強2024年1月

さて、2024年は、TOEIC満点をまずは目指すと宣言しましたので・・・・・。「1月の成果!!」と言いたいところですが、正直、寒波対応と子供たちの風邪対応、そして何より母の転倒騒動で、そんなうまくいかず・・・。

 

転倒騒動・・・ほんとバカで。こんな、電動のスクーターが、アメリカのキッズではやっているのですが・・・。サンタさんが娘にプレゼントしてくれたんですね。で、何かで親子げんかをして、いい感じに仲直りした喜びで一緒に遊ぼうとして・・・。子供が乗っていると、すごくスピードコントロールも簡単そうに見えたんです。

 

amzn.to

で、乗ったら、一気に前進。冷静に考えたら大したスピードじゃなかったんでしょうし、そのまま前進を続けて、ぶつかって止まれば良かったんですが、後ろに降りようとして・・・。思いっきりそのまま後ろへ転倒。頭を思い切り打って、こぶもできているし、本当に心配で(実はまだ少しこぶの痛みが残っています)。で、兎に角安静にしていました。

 

そして何より子供たちの登園拒否や言葉の問題に対応していたら1月が終わってしまいました。でも、この一か月で徐々にやるべきルーティンが見えてきました。

1.ネイティブママ会話対応

1対1の会話はまあ何とかなるけど、ネイティブの会話に入っていくついていくのが大変って思っている方もいるのではないでしょうか?もうこれは聞き続けるしかないのかなという結論に至り、ニュースでも映画でもドラマでもなく、トーク番組を見続けようということになりました。やっぱりニュースを聞けるようになっても、炸裂トークは全く聞けない・・・。映画は、やっぱり実生活より静かでゆっくり。そして、ドラマの展開についていくのって、トークを理解するのとは、また別の脳を使う気がするのです。

 

色々な局のトーク番組かけっぱなしするために、ケーブルテレビ、ネットTVと色々考えましたが、結局費用対効果を考えてに自信なく、アンテナを購入しました。これなら一回支払って終わり!

 

評判のいい15ドルぐらいのものもあったのですが、念のためこちらの$29のもの。

https://m.media-amazon.com/images/I/71-bo+qFw9L._AC_SL1500_.jpg

これが超快適。わが家の地域は、CNNは入らないのですが、一通りの全米・ローカルのニュース番組、トーク番組は入るので、とにかく暇さえあれば、トークを耳に入れているようにしています。

 

そしていい点が、ライブ放送は、字幕が追いつかないので、耳だけに集中できるんです。そう、ストリーミングサービスってついつい英語字幕に助けてもらおうとしちゃいませんか?それを回避できます。

 

それにしても、丸2年、ケーブルテレビを払い続けていたのですが、相当お金の無駄をしたなと後悔・・・。さっさとアンテナを買えばよかった。

 

2.日常会話ワード、低学年小説レベルのワード対応

次に始めたのが、日常会話のワードや低学年小説レベルのワードの学習。結構知らない単語が多いんですよね・・・。ここを埋めていかないと、多読は進歩していかないし、意外とこれがTOEFLワードに載っていたりする。実は1st gradeからやっています。

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これ、日本でも入手できるようですが(↓)、なかなか難易度が高い単語も多く、日本でお子さんの英語学習補助をしている方にもおすすめです。また、ちょっと学年上のお子さんを帯同予定の方も、日本の学校で学ぶ英単語と、生活を通じて子供たちが使う単語は結構ずれがあるので、こちらを使って、小学校低学年のネイティブキッズが知ってる単語を学んでから渡航するのも有意義だと思います。

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これを、スライドメソッドに沿って、正しい発音で、脳内書き換えているところです。

3.スライドメソッド最終仕上げ

さて、いつも推しているスライドメソッド。音声ダウンロード版の新刊が出ました。

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本当は、音声ダウンロード編を買いたいのですが、すでにキンドル版と本を両方買っているので、さすがに躊躇しています。スライドメソッドの学習を継続していますが、先日娘に、昔の私の話し方と今の話し方を聞かせてみました。「どっちが発音いい?」と聞いたところ、「今の話し方の方がいいけど、あと少し自然だといい」と言われました。あと一歩、でも着実に進歩しているらしい。

 

私は、息が鼻を通ってしまいがち(日本人に多い)で、そこを直すのに苦労しました。鼻に通っていると、音色の違いが鮮明に出なくなってしまうんですよね。それが、意識しなくとも、ようやく直ってきたところです。皆さん、鼻を摘んで、upって言ってみてください。変な声になったら、息が鼻を通ってしまっています。鼻を通っていないと、全く音色が変わりません。

 

スライドメソッドには、プラス会員というグループがあって、オンライン講座や各種オンラインイベントに参加できる機会があります。そのイベントの中に、「音読発表会」という自分が決めた文章を暗記して発表する会があります。発表会に向けての練習を通じ、自分が出す音が研ぎ澄まされてきました。

 

english-study-family.hatenablog.com

 

 

4.来月に向けて考えているのが、ベストティーチャーの再開

以前の投稿でも書いたのですが、スピーキング力を上げるには、ライティングの連続だと思っています。

 

english-study-family.hatenablog.com

 

一度も書いたことない外国語が、自然に湧き出てくるって、よっぽどの時間数のインプットがなければ起こりえないと思うんですね。で、インプット不足を補うのが、ライティングと思っています。で、役になったものの一つで、物理的に今でも再開できるのが、ベストティーチャーのオンライン講座です。

 

 

ベストティーチャーのオンライン講座は、1.Writing→2.添削→3.Training→4.Speakingと、自分でWritingしたものを直してもらいながら、自分が必要とするオリジナルの定型文を作っていくことが可能です。それを、スピーキングレッスンで活かせるんですね。時間をかけてライティングできるので、母国語だったらどこまで言いたいか、自分の言いたいことを最大限反映させることもできます。

 

好きなテーマで出来るので、私は、子供の園での面接、カルチャーデーでの日本の文化の説明、実生活で使いそうな場面を指定して、定型文をストックして、練習していました。で、改めて、子供たちのステージも少し変わってきたので、再開して、新たなストックを作ろうかなと。

 

その時間を持つため、今まで漫然と続けてきたマンツーマンのESLレッスンを一旦中止しようかなと思っています。まだ、悩み中ですが・・・。二月末にまた、この一か月の進歩をご報告できれば💮

 

 



 

【バイリンガルは二人三脚】ようやく終わった(と思われる)登園拒否

さて、ここ数か月続いていた登園拒否ですが・・・。ようやく、ようやく終わった様子・・・。

年明け三週間の状態は、こんな感じでした。

english-study-family.hatenablog.com

 

ディズニークルーズで、「英語環境も楽しいこともある」と認識して、一歩踏み出した僕。ただ、最後の最後、どうも引っかかっているものがある様子。何を共有しきれていないのか・・・。考えて考えて・・・。ようやくわかりました!!!

 

最後の理由2つ

モンテッソーリの教具はお勉強道具で、おもちゃじゃない

⑫英語だけじゃなくて、日本語も思うように伝えられない!!!

詳細を下に記します!

 

これまで集まっている3歳代の登園渋りの理由

①先生が怖い

②前の先生の方が好き

③大きい子に、(陰で)意地悪されているが、そういう被害をすぐに訴えられる子と、抱え込むタイプの子といる

④(大きい子のいる)クラスの雰囲気に飲まれている。

⑤そもそも家が好きなタイプで、日本の園でも泣くタイプ

⑥三歳の反抗期

⑦3歳前後で、周りが見えるようになったタイミングで進級(複式学級)し、自分が他の子に比べて出来ないことが情けない

⑧クラス替えがないので、既存のクラスに溶け込むのに時間がかか

⑨これまでのクラスの平行遊びから、大きいクラスの協同遊びを見るようになり、「一緒に遊ぼう」といっても、入れてもらえないことで自信喪失

⑩大きい子が使っているおもちゃ(モンテッソーリの教具)を使わせてもらえなくて、自分が使えるのは何もない(何もないことはありませんが、イメージ、クラス全体の1/3以下なのでしょう・・・)。絵本しかない

モンテッソーリの教具はお勉強道具で、おもちゃじゃない

「学校におもちゃがない、おもちゃがない」というので、⑩のことを言っているのかと思っていたのですが、最後に本人の口から出てきたのは、「おもちゃって、おうちにあるみたいなやつ!学校のおもちゃはお勉強道具!」でした。モンテッソーリの教具をおもちゃのカテゴリーに含めるのが嫌なようです・・・。

 

親が見ても相当頑固(先生にも頑固と言われる)な子なので、どうやら、自分の中でのおもちゃの定義にはどうしても含めたくないようです(普通の子は、そんなこと言わないと思います)。

 

ただ、それを理由に、行きたくないというのかと思ったら、その気持ちが伝わったらすっきりしたのか、言わなくなりました(本人的には、そうはいっても、喜んで遊んでいる様子です)。

 

⑫英語だけじゃなくて、日本語も思うように伝えられない!!!

ふと、お姉ちゃんが4歳前後の頃、どのぐらい喋っていたかなと、DVDを見ていたら、やっぱり、全然違うんですね。特に娘はお喋りが早かったのもあって。

でも、聴解力の方を考えると・・・。8歳のお姉ちゃんが注意されていること、親と話していることをしっかり理解していて、自分の行動に反映していたりして。明らかに同年齢の頃のお姉ちゃんよりも、聴解力はあるように感じています。

娘が起きている限り、娘が入れる会話しか親もしなかったので、娘と息子で、耳にする会話レベルが全く違います。それが、息子の聴解力を育てたのだと思いますが、この聞いてわかる力と話せる力のギャップにすごくストレスを抱えているだろうと思いました。

登園拒否ということで、英語ばかり意識していたのですが、「日本語も英語も思うようにお話しできなくて、いやだよね。でも、お姉ちゃんも含めて皆、そういうときを過ごして、そして、ちゃんとお話しできるようになるから、もう少しの辛抱なんだよ」ということを話したら・・・。急に、息子が変わりました。

 

 

最初2,3日は、偶然かな?と思ったのですが、この⑪と⑫の気持ちを言葉にして共有したところから、一週間以上たちました。在宅中のご機嫌も元のご機嫌な僕に戻り、癇癪を起すこともなくなりました。今のところ、英語が出来きる3歳代の登園拒否としては、思いつく限り、理由が並んでいる気がします。どうか、このまま順調に登園が続きますように・・・。

 

 

 

日本語力・英語力の両立 娘の現状を理解したい【バイリンガル教育の方法より】

先日upした通り、娘ちゃんの英語、日本語の心配が本格的化。

 

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そこで、再度読み直した我が家のバイブル「バイリンガル教育の方法」。

本書の概要は以下の通りです。

english-study-family.hatenablog.com

 

その中で、カナダのフレンチイマージョンの学校の例で、興味深い記事がありました。

イマージョン教育って?

カナダにおけるフレンチイマージョン学校は、主にフランス語圏に住む英語系の父母から要望にこたえて生まれたことが始まりのようですが、基本的に、幼少期はフランス語(のみ)、フランス語の基礎が出来たら、英語の比率を増やしていくことで、両言語での学習を可能にしようとする教育スタイルのようです。なお、同じ算数のカリキュラムを、英語で学ぶかフランス語で学ぶかという違いだそうで、日本の駐在子女ように、日本語と英語で、全く違う科目として学習することにはならないようです(羨ましい)。

 

早期トータルイマージョン教育とは?

我が子たちに照らし合わせるため、早期トータルイマージョンをよく見てみます。

 

1. 幼稚園(4歳)からイマージョン環境

・(例)4歳時点では100%フランス語、徐々に英語が増え、小学校6年生~フランス語、英語半分ずつ

・会話力は小学校6年生ぐらいでネイティブスピーカーに近づくが、文法の正確性、丁寧さのレベル(社会言語的配慮)は足りないところがある

・学習言語として6~7年使うと、聴解力、読解力という受容的な面では、ネイティブスピーカーと同程度になる

・また、その頃には、会話力は、ネイティブスピーカーに近づく

・母国語(英語)の読解力は、5,6年生になると、年齢相応を上回る(日本語の場合漢字習得に時間がかかるので、これより時間がかかる可能性がある)

 

2.イマージョン教育の成功要因

・場所や相手に合わせた完全なる使い分けが可能で、混乱が起きない

・全員が同時スタートで、言葉の出来る子の中に一人できない子がポツンといるわけではない。

→駐在子女の場合、こうはいかないところが難しいですね。

 

3.イマージョン教育の問題点

著者は、フランス語の母国語話者である学習仲間がいないことを理由に以下の状況が起こりえると提言していますが、今の娘の状況を見ると、英語の母国語話者に囲まれても、まさに、この通りだと思います。

聞く力と話す力の差がある

聞く力は、比較的伸びやすいが、まとまった内容について発表する機会を意図的に持たないと、話す力がなかなか伸びない。また、対話は一見スムーズであるが、限られた単語の使いまわしが見られる。

聞く力

伸びるとはいえ、単語や文法を全部わかって聞いているわけではなく、わからないところは聞き流したり、細かいことがわからなくても、大体の意味を推察する力が発達している

コミュニケーションの方略に長ける

うまく表現できない時、聞き取れない時、ジェスチャーを使う、英単語を混ぜる、人に助けを求めるなどの方法で、切り抜ける力を持つ

 

4.イマージョン開始時期と伸びる能力

早期イマージョン教育を受けた中学2年生と、中学2年以降イマージョンを開始する後期イマージョン教育を受けた高校1年生を比べると、早期イマージョンの方が、聴解力や通常の会話については、優位な状況であるが、読解力については、後期イマージョン組が圧倒的な追い上げをし、後期イマージョン組の方が優位となる。また、意見を述べるなど認知要求度の高い会話では、両者に差は見られない。

 

これを読んではっとしたこと・・・。

日本語

ここ一、二ケ月娘と少し込み入った話をしている時に、「通じているかな?」「なんで黙ってしまうんだろうな?」と思うことが増えました。「中間反抗期かしら?」「学校でのトラブルでイライラしているのかな??」などと思っていつつも、ちょっと日本語力の低下も気にしていたんですね。一方で、よく読み聞かせをしているので、その様子から、あまり聴解力が落ちているようには感じていませんでした。

これを読んで、娘の場合、日本語について、「聞く力と話す力」の差が開きつつあるのかなと感じています。

英語

集団のレクチャーで何を習ったか聞くと、わからないことに慣れてきてしまっているのか、わからないところも聞き流して済ましているように感じます。「きっと理解したいだろう」と日本語で家で補足説明しても、必死で理解しようとする姿がないんですね。「授業でもうわかったから」と。自分のわかる範囲で分かればいいと割り切ってしまっている感じがします。

また、先生からも語彙のワークをした方がいい点は指摘をされています。おそらく、リーディングがなかなか難易度を上げていけないのは、語彙不足も理由にあると思います。

 

と、今まであまり自分たちに重ねて読んだことのない部分だったのですが、読み直してみると、とても、示唆に富む章でした。しばらく、家で、纏まった内容を話させる練習をしようと思います。